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夜の美ST部員日誌 Vol.1:創刊記念号!

突然ですが、あなたの綺麗は誰のためですか?

本日の担当:美ST統括編集長きりピンク

突然ですが、あなたの綺麗は誰のためですか?

美ST 員の皆様、はじめまして。こんばんは!
美ST統括編集長 きりピンクこと、桐野安子49歳です。
いつも美STの誌面や記事を読んでいただき本当にありがとうございます。

特に、今、こうやって直接お手紙を書かせていただいているのは、8/17、美STが創されて、いち早くご登録いただいた熱い皆様宛てにです。
美STを頼ってくださり本当に嬉しい!

まずは簡単に自己紹介を。私はJJに憧れて光文社に入社し26年。小学生の娘と夫の3人暮らし。
ピンクが大好きなピンクコレクター。趣味は美容とゆるく続けているヲタ活と、麻雀。
(仕事ばかりしてきたので趣味がほぼないのが悩みです)

大切な皆様に、これからこちらで、美STを作る上で得た「これこそが今の美容の結論だ!」という正しい美容情報や、裏話、つまり親友にだけ教えたいような本音を熱くお伝えしていきますので、お手すきで読んでくださると嬉しいです。

突然ですが、あなたは誰のために綺麗でいたいですか?

愛するわが子にママ可愛いって言われたいから?婚活市場に打って出るため?ライブで推しに見られたいため?……目的がある方はとても素晴らしいと思います。

ところが、日々読者さんのお話を聞く中で、ある日、とある49歳の読者さんから、 「今さら綺麗になっても何も起こらない、誰も見てくれない」 と、嘆きに近い言葉が発せられ、私は衝撃を受けました。そしてしばらく考え、反省しました。それまでは、綺麗でいたいって人間ならば本能だし、食欲・睡眠欲くらいに美欲は自然に備わっているものだと思い込んでおり、「綺麗になりたいですよね?今はいろんな方法がありますよ」と、 みんながみんな、美欲大前提だと思ってアンチエイジングの美容雑誌を作っていましたから。

しかし確かにせっかく美を磨いても、誰も気づいてくれないこと、自分にもたくさんある。髪を切っても、美容医療でたるみを引き上げても、夫は何も言ってくれない、娘も気づかない。む、虚しかったのかも……。綺麗になった先には何があるのか。ナンパされるわけでなし。

日本の大人女性がこう思ってしまう背景には、日本文化、日本の男性の若い子志向も大いにあります。熟成肉やワインより、旬なもの・初物が良しとされる日本。

これはグラビア週刊誌FLASHからきた編集の男の子に言いました。「若い子ばっかりのグラビア、どうにかならないものかねぇ」と。「大人女性のグラビア出しても、売れないんですよ。あ、最近還暦ビキニはちょっと流行ってますけどね」「あ、そう。。。」気ぃ悪いわ、と思いましたが、美が男性目線で商業的に消費されるとそうなるのか。。

今度は表紙女優さんに片っ端からうかがいました。「何のために綺麗でいれば良いですか?あなたの美のモチベーションは?」と。

9月号表紙の女優さんは 「大切なのは自分がどうありたいか。自己満足でいいんじゃないですか?」 とおっしゃった。10月号の表紙女優さんは 「仕事柄綺麗でいなければ、はあるけれど、私はいつもこれくらいの自分ではいたいな、という理想があってそれに近づくため」 とおっしゃいました。
7月号シワ特集で取材させていただいた女優さんも 「他の人に何を言われても自分がハッピーだったらいいと思う。どんな女性像にゴールを置くかは人それぞれで、結局自分軸で考えればいい。今の自分が一番好きと思える顔とカラダで」 と。

「ああ、美を職業にしているこんな女優さんたちでさえ、今、“自愛”なんだ!」と確信しました。他者視点で美容するから褒められないと辛いんだ。でも自分起点だったら全然ハッピーになれる。これからは、人の評価でなくて自分の評価は自分で上げていく! そういう社会で生きてこなかったから、我々4,50代、慣れておらずまだ苦手だし、でも、だからこそ、これから読者の皆さんとこの考えを共有できたら、と。

というわけで、創刊13周年記念号の10月号から、美STのスローガンを「一生元気に!自愛ビューティー」にさせていただきました。
一生健康に元気に笑って生きたいという思いも込めました。

ここから、思いを新たに、皆様が「一生理想の自分」でいるため「自分で自分を好きと言える」ための最短距離の美容情報を、たくさんお届けしようと思います。
結果的に、人から綺麗と言ってもらえたら儲けもの、くらいで、それを第一目的にしなくてよし!

そんな考えを、美ST員の皆様と分かち合っていきたいです。
メイクの似合わせ方、スキンケアの正しいやり方、イベントやここでしか話せない本音を語り合うお茶会などもしたいですね。いろんなイベントを企画したくワクワクです。

写真は私が自愛に使っている化粧品たち。見た目だけで理屈抜きに上がるパウダー、大好きなピンクブラシで。秋の新作ファンデで一番と思っている極上の塗り心地のランコムのクリームファンデ、大好きな一生のお気に入りの香り。香水はマリリンモンロー式に、寝る前にもシュッとひと吹き。「はぁ今日も頑張った、いい匂い」と自分のご機嫌をとりながら眠りにつくのが自愛美容です。

皆様も是非、美容を使って自分を可愛がって愛して、自分の理想の自分に近づかれるべく、自愛ビューティー始めてみてください、幸せな気分になり始めます。

≫≫≫≫ 本日の美ST格言 ≪≪≪≪

一生元気に!自愛ビューティー

(2022.9.9配信)

13件のコメント

  • ほんとうにそうなんですよねえ
    今は働いていて、職場という場所でいろんな人に見られるので、少しでも若く見られたい!という気持ちがあるから、せっせとアンチエイジングしているけど、退職したらどうなんだろう…どうでも良くなるのかな…一気に老け込んだりして…と少々怖くなっております。40代後半。

    ひみなり
  • 美スト読者の皆様よりさらに上の年代ですが今、1人になっていろいろ人生をどうやって楽しむかという事を考えています。美しく歳を取ることをめざしています。毎日老いとの戦いです。今まで後回しにしていた自分を労わりたい。歳とか性別を超えて自分に似合う者を知りたいし、新しい自分にも出会いたいです。周りを見ると同じ歳、それ以上の方方々が皆同じような灰色の服をきてリック背負って同じように腰を曲げて歩いてる。灰色のおばあちゃんではなくって、少し華やかな色味もまだまた取り入れられるのでは、と普段から明るい色をきています。同じ年頃の人たちにもまだ諦めない心や希望を与えれるようになりたいです。

    ナギ
  • まずは毎日楽しく働く為。そして子ども達から『ママ若いね』と言われると心に余裕が出来るから。

    くま家族
  • 私は主人と、娘の為にも、綺麗になりたいと思ってます。
    イキイキと明るくて、綺麗なママで居たいです。

    goto
  • 自分に自信をもつためにです。自分が自分らしく行動できるための原動力であると思っています。まずは身なりから入りますが、そこからは知識や教養が欲しいと考えます。美しさは外見だけではなく、内面もあってだと思うので、そこはストイックにいきたいなと思います。

    chika

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